金沢大学大学院自然科学研究科(博士前期課程)生物科学専攻 自然史講座
金沢大学大学院自然科学研究科(博士後期課程)生命科学専攻 生物多様性動態学講座

本研究室の特色と方針

2014年6月3日

 地球上には膨大な数の生物種が様々な環境で生活しています。多様な生物達はそれぞれが住む環境や生活条件に適応した形態や性質、行動を持っていますが、それらの特徴は、自然選択のもと、複雑な過程を経て進化してきたと考えられています。生態学は、自然界に生きる生物の姿を詳細に観察し、その全貌を明らかにし、なぜそのような姿で生きているのか、なぜそのような進化を遂げたのかを探求する学問分野です。

自然写真 オオムラサキ リス

 

 本講座では、そうした動物の生態とその進化についての研究、指導しています。特に個体の繁殖戦略や行動システムといった個体レベルから、動物個体群の動態や生物間相互作用といった個体群・群集レベル、さらには生物の多様性や生態系の維持機構といった生態系レベルまで幅広い視点での調査研究を行っています。
 主な研究対象は昆虫類ですが、鳥類や哺乳類、また菌類や植物類も対象としており、野外調査や観察などのフィールドワークを中心に研究を行っています。さらに動物の形態や行動を詳しく調べるため、実験室での飼育実験や化学分析、遺伝子解析実験等も行っています。

野外調査写真2 野外調査写真1 実験写真1

 

 調査フィールドは主に石川県の森林や山地で、大学周辺の森林、能登半島の森林や里山地帯、白山の高山、加賀地方の湿地や湖沼、田園地などで多くの調査を行っています。しかし、研究対象や調査内容によっては京都府や福井県などの中部地方、また北海道や九州・沖縄でも調査をしています。

 さらにインドネシアやアフリカ、バングラディッシュの熱帯林や農村部など海外での調査研究も実施しています。

インドネシア写真 ランビルバッタ

 

 またそうした研究や調査で得られた知識、確立された技術・手法を応用し、自然保護・保全活動や政策、また衛生管理方法に生かしていく応用性も模索、実践しています。特に能登地方や加賀地方の行政団体と連携し、北陸の自然をテーマとした地域振興活動を押し進め、地域社会への貢献も実践しています。

田園写真1

 

◎本研究室で研究できる生物の紹介

 

<具体的な研究・指導内容は各教官のページを御覧ください>

 

<連絡先>
〒920-1192 石川県金沢市角間町
金沢大学自然システム学類 生物学コース 生態学研究室

本HPについての問い合わせ・ご質問
E-mail: kyohsuke@staff.kanazawa-u.ac.jp
Tel. & Fax: 076-264-6213

大河原恭祐宛